歯を残すための治療
根管治療(または根管療法)とは、ひどいむし歯に対する治療法で、むし歯が神経にまで達してしまった時に行います。基本的にそのような状態になると、神経に虫歯菌が入り込み、我慢のできないほどの痛みや血が出たり飲み物が沁みるようになったりといった症状が現れ、神経を除去する必要性が出てきます。その場合に歯ごと抜いてしまうのではなく、自分の歯を可能な限り残すため、むし歯に感染した神経を除去し、薬剤を詰め、上にかぶせ物を行うことで少しでも自分の歯を残すことが可能になります。
根管治療は数ある歯科治療の中でも難易度が高く、根管治療自体を取り扱っていない歯科医院もあります。
以下では当院で行う根管治療の特徴をご説明いたします。
1マイクロスコープ完備
当院ではマイクロスコープという歯科用電子顕微鏡を用いて治療を行っています。マイクロスコープは最大で肉眼の約20倍程度まで視野を拡大することができ、肉眼では視認しづらい小さな問題まで発見し、対処することができます。日本全国の歯科医院でマイクロスコープを導入している 医院は全体の約10%程度であり、しっかりと活用できている医院は5%程度と言われています。当院では、二度と痛くならない為にマイクロスコープを活用し、根管治療を行っています。
2ラバーダム防湿の使用(自由診療)
根管治療を行う上で、唾液や口腔内の菌やウイルスが神経内にはいることを防ぐ必要があります。従来はコンポジットレジンという白い樹脂製の素材で治療を行う歯の周囲に高い壁を作る「隔壁」という方法が一般的でしたが、近年「ラバーダム防湿」という方法が生まれました。
ラバーダム防湿とは、ゴム製のシートを口腔内に入れこみ、金属製の洗濯バサミのようなもので 固定し、処置する歯のみゴムのシートから出すことで唾液などの侵入を防ぐ方法です。これにより、神経の二次感染を防ぐほか、治療に使われる薬剤や治療器具により口腔内を傷つけてしまう恐れを排除します。
このように可能な限り最新の機器を取り入れることで、少しでも患者様に安心して治療に取り組めるようにしています。
茨城県境町で精密な根管治療を行える歯医者をお探しの方は是非きよいデンタルクリニックにご相談ください。当院では患者さまの不安に寄り添い、適切な治療内容を提案させていただきます。
オーダーメイドの治療で天然の歯のようにきれいな歯を再現
こんなお悩みはありませんか?
- 白い歯で笑いたい…
- 金属アレルギーがある…
- 2度と痛くなりたくない…
- 銀歯が気になる…
セラミック治療とは、むし歯の治療の一環として削ったりした箇所に陶磁器製の白い歯科材料で ある「セラミック」を使用して蓋をすることで、歯の修復や審美的な改善を行う歯科治療方法です。セラミックは天然歯と似た色と質感を持ち、安全性と耐久性が高い特徴があります。この治療は、虫歯や歯の欠損、色調を一致させるためなどさまざまな症状に対して適用されます。
セラミック治療には様々な特徴やメリットがあります。
以下でセラミック治療の特徴をいくつか解説していきます。
1自然な見た目の質感
セラミックは天然歯に近い色や質感を持ちます。そのため、治療箇所が他人にわかることなく自然な笑顔を保つことができます。一般的にセラミックで治療を行う場合には、より自然な色に近づけるため、特殊な加工を行って色を近づけます。
2金属アレルギーの可能性がゼロ
実は保険適用の銀歯は使い続けていると金属アレルギーになる可能性があります。それは銀歯から溶けだした金属イオンが体内に吸収されていき、蓄積されていくからです。それに対して、セラミックは金属を全く使っていないので、金属アレルギーになる可能性はありません。
金属アレルギーを発症すると唇や口腔内が赤くただれたり、口内炎が頻繁にできるようになります。また、場合によってはアトピー性皮膚炎のような発疹が体中に出来たり、水ぶくれができる場合もあります。
さらに、日本では銀歯は保険適用であり、全ての年代で、全ての人が銀歯を使って治療することが可能ですが、実は欧州では子供や妊婦への銀歯の使用を一部禁止している国もあります。
3低い虫歯の再発率
セラミックは保険適用の銀歯やプラスチック製の歯に比べ、虫歯の再発率が低い傾向にあります。保険適用の銀歯やプラスチックなどの素材は長年の使用により劣化し、歯とかぶせ物、詰め 物の間にわずかな隙間ができてしまうことがあります。そして、そこに唾液中の細菌が入り込むことで2回目の虫歯になることがあります。それに加えて、銀歯の表面にはプラーク(歯垢)が付きやすいので、口腔内の状況を悪化させることもあります。
それに対しセラミックは劣化がしにくい素材なので歯との間に隙間ができません。その結果、2回目の虫歯になる確率も低くなるのです。さらにセラミックは表面にプラーク(歯垢)が付きにくい素材なので口腔内の状況を悪化させることもありません。
4高い耐色性
セラミックの透明感のある白さは他の詰め物、かぶせ物よりも長続きする傾向にあります。保険 適用のプラスチックなどの詰め物、かぶせ物は経年劣化とともに自然な白さも失われていき、徐々に茶色くなっていきますが、セラミックではそのような心配はありません。
オールセラミックは金属を一切使用せずセラミックだけで失った歯を補完する治療法です。
金属を使用しないことにより、天然の歯のような明るさや透明感を実現することができ、美しい歯になります。
金属を使っていないことにより、歯の根元や歯茎が黒ずむことがないので、審美性が強く要求されるような歯に適しています。また、生体親和性が高く、かつ金属を使用していないので金属アレルギーになる心配が一切ありません。
ジルコニアセラミックは「人工ダイヤ」とも呼ばれるジルコニアの表面にセラミックを焼き付けたも のです。ジルコニアの特徴である高い耐久性を持ちつつ、セラミックの特徴である透明感のある白色を兼ね備え、最上位の美しさを持っています。
「人工のダイヤ」とも呼ばれるジルコニアはセラミックよりも高い耐久性を持ち、摩耗も少ないので 奥歯など、強い力で噛みこむ箇所の治療に適しています。オールセラミックと同様に金属を使用 していないので、金属アレルギーになる可能性が低いという特徴があります。さらには、表面がつるつるとした素材なのでプラーク(歯垢)が付着しづらく、口腔内の状況も良好に保ちやすいです。
これらのような「セラミック治療」は、ぜひ茨城県境町のきよいデンタルクリニックにご相談ください。
丁寧に患者様のご要望をお伺いし、最適なご提案をさせていただきます。